こんにちは、ぽうこです。
今回は、子どもたちの英語スキルを育むための教材「オックスフォード・リーディング・ツリー(トランクパックA)」についてご紹介します。
この教材は、幼児や小学校低学年のお子さんに最適な英語のリーディングプログラムです。筆者の3歳の息子に与えてみた感想をシェアしますので、ぜひチェックしてみてくだい。
オックスフォード・リーディング・ツリーとは?
オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)は、世界中で広く使用されているリーディングプログラムで、子どもたちが楽しく英語を学べるように設計されています。(なんと、イギリスの約80%以上の小学校で採用されている「国語」の教科書なんです!)
10段階にレベル分けされており、かわいいキャラクター達の日常生活に関する短いストーリーを通して、ネイティブの子どもたちが使う自然な英語表現を学習することができます。
買ってみた
今回3歳の息子のために購入したのは、トランクパックA。

縦幅は500mlのペットボトルと同じ位の比較的コンパクトなサイズ。

トランクパックAは、ORTの初期段階にあたるもので、基本的な語彙や文法を学ぶためのストーリーが含まれています。

中身は、レベル1+〜5までの5パック。「1パック=6冊+CD1枚」 で、合計30冊+CD5枚でした。

各本は短く、イラストが豊富で、視覚的に楽しめる内容になっています。
良かった点
①繰り返し同じ表現・単語が使われる
一冊の中で、「Can you〜?」「It was〜.」など同じフレーズが何度も繰り返されます。
また、一度登場した単語が別の本の中でも何度も出てきます。(例えば、レベル+1のReds and Bluesという本で出てきた「muddy」という単語が、レベル2のNew Trainersという本の中でも登場する)
②魅力的なストーリー
親しみやすいキッパーという男の子とその家族や友達が主な登場人物。短いストーリーの中にユーモアあふれるオチがついているので、3歳の息子も楽しめる内容でした。ストーリーを通して、社会性や感情の理解を深めることも期待できそうです。
③段階的な学習ができる
子どもの読解力に応じて段階的にレベル設定されており、初心者から上級者まで幅広いレベルに対応しています。
今まで息子のレベルにあった英語絵本を探すのに苦労していたのですが、ORTはレベル順に提供していけば良いので、絵本探しの手間が大幅に減ったのも嬉しいポイントでした。
④視覚的サポートが素晴らしい
イラストの面積が大きく、視覚的な情報が理解を助けるため、言葉の意味を直感的に理解しやすくなっています。
また、英文とイラストが部分が完全に別れているため、文字がはっきしていて読みやすい点も素晴らしいです。
⑤音声教材と併用してより学習効果を上げる事ができる
CDにはイギリス英語、アメリカ英語の両方が収録されています。筆者は自分が家事をする間などにCDをかけ流しています。
残念な点・気になった点
①値段が高い
筆者が購入したときは、26000円ほどでした。正直、値段のせいで買うのをかなり迷いました・・💦
②内容や表現が若干古いかも(?)
例えば「spaceman」という言葉。主に子どもが使う表現として敢えて使用されているのかもしれないですが、現代では「astronaut」の方が一般的なのかな?なんて思ったりしました。
また、iPodのイラストが出てきたのですが、今はスマートフォンで音楽を聴く方が多いかなと思いました。(昔の教材がアップデートされていないかも・・?)
まとめ
以上、オックスフォード・リーディング・ツリー(ORT)のご紹介でした。一言でいうと、「値段は高いが買って本当に良かった!」です。
我が家では3歳の息子が毎日活用していて、実際にかけ流しの真似をして発音したり、自分で本を開きながら音読するようになりました。
イギリスの小学校の教科書なので、信頼度も抜群です。
お子さんに英語教育をしたい方、ぜひ検討してみてください★