こんにちは、ぽうこです。
夏でもノロウイルスに感染するって知っていましたか?
今回は、筆者が6月にノロウイルスに感染し、家族への感染を防いだ話をご紹介します。
実際に感染を防いだ方法を記載しているのでぜひチェックしてみてください。
ノロウイルスとは
ノロウイルスは、感染性胃腸炎や食中毒を引き起こすウイルスの一種で、
特に冬場(11月~2月頃)に流行しやすく、感染力が非常に強いのが特徴です。
主な症状
潜伏期間は通常1〜2日で、以下のような症状が現れます。
- 吐き気、嘔吐
- 下痢(水様性下痢が多い)
- 腹痛
- 発熱(軽度であることが多い)
- 頭痛、倦怠感
これらの症状は、通常1~3日程度で回復することが多いですが、乳幼児や高齢者、抵抗力の弱い人では脱水症状を起こしたり、重症化したりすることもあります。
感染しても症状が出ない「不顕性感染」の場合や、軽い風邪のような症状で済む場合もあります。
感染経路
ノロウイルスの感染経路は主に以下の通り。
- 経口感染(食中毒):
- ウイルスに汚染された食品、特にカキなどの二枚貝を十分に加熱しないで食べた場合。
- ノロウイルスに感染した人が、手洗いが不十分なまま食品を調理し、その食品を食べた場合。
- 汚染された井戸水や簡易水道を摂取した場合。
- 接触感染(人から人への感染):
- 感染者の便や嘔吐物に直接触れた手で口を触ることで感染。
- ウイルスが付着したドアノブ、手すり、タオルなどを触った後、口や鼻に触れることで感染。
- 飛沫感染・塵埃(じんあい)感染:
- 感染者の嘔吐物や下痢便が飛び散り、その飛沫(ウイルスを含んだ小さな水滴)を吸い込むことで感染。
- 嘔吐物の処理が不十分なために乾燥し、ウイルスが空気中に舞い、それを吸い込むことで感染。
ノロウイルスはわずか10〜100個程度の少量でも感染が成立すると言われています。
予防方法
ノロウイルスに対する特効薬やワクチンは現在のところありません。
そのため、感染予防をするしかないのです・・
- 手洗いの徹底
- 食品の十分な加熱(カキなどの二枚貝は、85〜90℃で90秒間以上加熱してから食べると良いのだそう。)
- 調理器具の消毒(熱湯や次亜塩素酸ナトリウムでの消毒)
- 嘔吐物や排泄物の適切な処理
- 換気
もし感染してしまった場合は、脱水症状を防ぐために水分補給をしっかり行い、安静にすることが大切です。
また筆者の経験上、少し辛くても受診したほうが良いです。
なぜなら、自己判断ではなく医師による診断をしてもらうことで、感染対策を確実に行うことができるからです。
筆者も、自分がノロだと診断されたからこそ、適切な感染対策を行うことが出来ました。
6月でも普通に感染した
筆者が感染したのは6月中旬。
そう、ノロウイルスは冬場だけではなく1年中感染の可能性があるのです。
息子を寝かすため絵本の読み聞かせをしていると、「あれ、なんかお腹が冷えるなぁ」と。
なんとか息子の寝かしつけは終わったけど、今後は熱っぽい。。。(37.7度)
その後、あれよあれよという間に、マーライオン状態に\(^o^)/(一晩で4、5回はやった)
何故か胃腸炎のピークがいつも夜中なのは筆者だけでしょうか・・
何度心の中で「神よ・・・」と唱えたことでしょうか・・
なにより、なぜ筆者だけこんな目に・・?
子供から感染したわけではなく、筆者が一人自爆していることが本当に不甲斐なかったです。
原因は小児科のトイレ
次の日医師に言われました。
「ノロだね。2日前、何した?」
ノロウイルスの潜伏期間は1日〜2日。
2日前、息子の便秘のために小児科に連れて行ったときの、トイレが原因でした。
思い返せば、息子を抱えてトイレに駆け込んだとき(息子、浣腸した)、便器の周りが結構汚れていました。
幸い、ドアノブなどをべったり触ったのも筆者のみだったので、息子は感染せずに済んだようです。
家族を感染させないために
「2日後に旦那さんと息子さんも感染するよ☺️」
そう医師に言われ、帰宅しました。
「ノロには次亜塩素酸しか効かないよ☺️」
その医師の言葉を頼りに、旦那に買ってきてもらったのがこちら。

とにかくこれをひたすらトイレに振りかけました。
便座はもちろん、ドアノブや床も、ありとあらゆる場所に。(多分一気に半分くらい使った・・)
筆者が意識したポイントは以下の通り。
- 嘔吐は這いつくばってでもトイレで行う
- 嘔吐したらすぐに蓋をしめて流す
- 消毒は次亜塩素酸を使用する(アルコールは×)
- 便座だけではなく、ドアノブ、床なども、徹底的に振りかける(数回繰り返す)
- うがいをしたコップも次亜塩素酸での消毒または廃棄を
- 消毒は使い捨て手袋を使用する
筆者が使用したノロキラーは薄める必要なく、直接噴霧でき、また食品添加物から作られているのでとても使いやすかったです。
何より、本当に家族の感染を防ぐことが出来ました!
(家庭によくあるキッチンハイターも次亜塩素酸ですが、薄める必要があります💦)
吐き方の上手・下手
因みに・・筆者の場合一番苦労したのが、「トイレに駆け込んで嘔吐する」ことでした。
突発的に襲ってくる「あ、吐きそう」という感覚。
これを堪えながらトイレまで駆け込むのはそれだけでハラハラしました。
そしていざ便座に顔を近づけても、恐怖でなかなか吐けない・・
そんなことを夜中に何度も繰り返すのは心身共にキツかったです。
そう、筆者、嘔吐することが昔から大の苦手なのです・・💦
旦那からも、「ぽうこさん、吐くの上手くないよね。」と言われました。
旦那いわく、「諦めて自分から積極的に吐きにいく」のがポイントなんだとか。
下からならいくらでも頑張る、感染対策も頑張る、お願いだから嘔吐は勘弁して・・と毎回願う胃腸炎なのでした。